スチール製のフレームによって背もたれが浮かんでいるように見えるセンプレのSO-01ソファです。
脚もスチール製フレームでどちらも細い。反面、座面部分はゆったりとして大ぶりです。奥行きもあります。そしてローポジション。背もたれ部分も大変低くなっています。そしてクッション部分は自由にセッティングできるようになっていて、座面と背もたれの間に挟み込んだり、立て掛けるように置くことでいろいろな使い方ができるようになっています。
背もたれが宙に浮いている理由
一見、奇をてらったようなソファですが、その姿には意味があるようです。
このソファはサイズが大きめです。特に奥行き800〜900mmあります。私の大好きな奥行き重視のソファですね。日本人向きのあぐらをかいたりすることも可能なサイズです。ただこのサイズのボリュームになると圧迫感が出てきそうですが、細いスチールフレームと宙に浮いた背もたれが風通しを良くし、圧迫感を少なくしているのです。
加えて、付属のクッションを座面と背もたれの間に挟み込むと肘掛けとして使う事ができますが、向きを変えたり、背もたれに立て替えるようにするとハイバックの背もたれとなったりと使い勝手バツグンです。これも背もたれが宙に浮いていることをうまく活用したおもしろい「しかけ」となっています。
多彩なサイズ、カラーがコーディネート心に火をつけます。
このSO-01シリーズ、3人掛け、1人掛け、スツール、クッションとあり、いろいろな組み合わせが楽しめます。そして、カバーリングのバリエーションが豊富で迷うほどあり、座面、背もたれ、クッションをカラーを変える事もできます。これは楽しいですね。
