オーダーの家具というと何か大げさな印象があります。もしかしたら凄く値段が高いのではないかとか、いろいろ手順がめんどくさいのではないかとか。いろいろ不安があるかもしれません。
しかし、最近増えているの家具工房直営のショップでは、注文をもらってから製作を始める「受注生産」が普通なので、そこから材質やサイズを変えたりするのはそれほど大変なことではありません。つまり価格についても思ったほど高くならないことが多いのです。
今回ご紹介のテーブルなんですが、ショップでの扱いが面白い。食器棚のような形が決まっている物は別として、テーブルのようなサイズが変化する家具は「オーダー事例」という扱いになっているんです。もちろん定型扱いのテーブル等でもサイズや色などのオーダーに対応している。とにかく色々なオーダーに柔軟に対応できるってことなんです。
シンプルで小さな小さなオーダーダイニングテーブル。
60×60cmの小さなダイニングテーブルです。ショップではカフェテーブルという名称。これだけ小さいとcaféでしょうかね。なんか小中学校の教室の学習机のような大きさのテーブルです。でも小さくても受注を受けてから製作を始める受注生産品です。和歌山にある「はーとぼっくす工房」で製作されています。オーク材に天然オイル仕上げの本格的な仕様です。二人が座って軽い食事を取るのが限度のサイズでしょう。写真はシェルチェアが２つ置いて有りますが、１人様ダイニングテーブルってのが現実的かな。（ちょっと寂しいけど）
お部屋のスペースに何らかの制約があって普通のダイニングテーブルが置けない場合や、ちょっとした軽作業や打ち合わせ用の小さなテーブルが欲しい場合など、もしかしたらこのテーブルの出番は意外なところにあるかもしれません。
ちなみに80×65cmのパイン材のテーブルもあります。2人で使うならこちらのサイズの方が良いかもしれませんね。
